30代から正社員で事務職になるのは難しいが、希望はある

30代から正社員で事務職になるのは難しいが、希望はある

転職エージェントみっちーです。

 

 

【30代で正社員になるのは難しい?】シリーズ

 

 

今回は<30代から正社員で事務職になるのは難しいが、希望はある>という事について紹介します。

 

それでは早速いってみましょう。

 

 

 

 

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目次

 

1、あなたの職歴、スキルと企業側の求める人物像の接点をひねり出す

 

2、不足分は補う努力をすること

 

3、まとめ

 

 

 

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あなたの職歴、スキルと企業側の求める人物像の接点をひねり出す

『33歳で事務職未経験。苦しいのは分かっていますが、なんとか正社員で事務職に就きたいです。どうにかしてください』

 

 

こんな相談をよく受けます。

 

 

事務職は正社員、派遣社員、アルバイト関係無く大人気の職種ですよね。

 

 

こういう未経験職種や業界の求人案件に応募する際、特にやらなければいけいない事は3つあります。

①あなたの経験をリストアップ

 

 

②企業が求めているものはなにか?

 

 

③企業側の希望とあなたのリストアップした経験を擦り合わせてみる

これらの3つの作業を順番に行います。

 

 

①については

 

 

・何の職種をやってきたか?

 

 

・どのような業界に携わったことがあるか?(自身の会社だけでなく、取引先企業も含む)

 

 

・社内でどのような立場にあったか

 

 

・PCはどの程度のスキルを持っているか?(例えばEXCELはどの程度の作業をしたことがあるか?など)

 

 

このようなことを箇条書きにしてください。とにかく思いつくままに細かく書きだすことが重要です。棚卸ですからね。

 

 

②については

 

 

応募する企業がどのような人材を求めているのか?これを徹底的に考えてください。

 

 

この作業は①の物とは違い、あくまでも推測になります。『求人票、HP、パンフレット』などから情報を拾って推測することになります。

 

 

こんな時に役立つのが人材紹介会社(転職エージェント)です。彼等は企業側の人間と話をし、どのような人物を求められているか知っているからです。聞いた方が早いです。

 

 

話を戻しましょう。

 

 

ここまで来たら③の作業に入ります。これはすり合わせの作業になります。

 

 

『②企業が求めているものはなにか?』の部分に、『①あなたの経験をリストアップ』した中から該当する部分を照合させていきます。

 

 

ここで照合させたものをベースに、職務経歴書の職歴欄や履歴書の志望動機を作成していく事になります。

 

 

なぜこんなことをするかというと、企業側が求めていないことをアピールしても採用に繋がらないからです。

 

 

当然ですが、企業側は理由が合って人が欲しいから採用活動を行っているわけです。

 

 

その理由の部分を理解しなければいけません。

 

 

極端な例をあげますが、『広告業界で3年以上の新規開拓経験を持つ営業職を欲しい』と思っているところに、『医療事務を3年間やってきました』という人が来ても、『いやいや求めてないから』となるわけです。

 

 

あなたが『新しい冷蔵庫が欲しいなぁ』と思って家電屋さんに行ったとします。そこで、販売員から『実はお勧めのTVがありまして』と勧められても、『いやいや冷蔵庫が欲しいんだよ』となるでしょう?

 

 

そういうことです。

 

 

企業側が『こんな人材が欲しいです』というところに、あなたは『私はこのような経験があります。御社の求めている人材に合致しますよ』ということをアピールするために、

 

 

【経験を棚卸(①あなたの経験をリストアップ)】しておいて、【企業が欲しい!(②企業が求めているものはなにか?)】といっているものを提供する(③企業側の希望とあなたのリストアップした経験を擦り合わせてみる)ということなのです。

 

 

面倒に思うかもしれませんが、これらの作業を手抜きすると結果として『全然仕事が決まらない』地獄にハマる事となります。

不足分は補う努力をすること

ですが、中にはどれだけ棚卸をしても希望した求人の条件に合わない場合も多々あるでしょう。

 

 

その場合は正直に言うととても難しいのですが、

 

 

『それでもあきらめたくない』

 

 

という場合、やはり【不足分を補う努力をする】必要がありますし、それを怠ってはいけません。

 

 

例えば『経験は無いし、EXCELもWORDもほとんど使ったことが無いけど事務職として働きたい』と思っている場合、やはりEXCELもWORDの勉強はして貰わないといけません。

 

 

本を買ってきて勉強しても良いですし、今いる職場で使用出来る環境にあるのであれば実際に触ってみるのもいいでしょう。また、派遣会社が無料で主催しているPC講座を受講しても良いです。

 

 

何を使っても良いですから、不足する部分を補おうための行動を起こしてください。

 

 

こういった行動は履歴書欄に自己PRとして書くことも出来ますし、面接の際に聞かれても好印象を抱かれます。【向上心がある】と見られるからです。

 

 

逆に、苦手と理解しているにも拘らず何もやっていないと【自主性が無い、ただの指示待ち人間】などと見られたりします。

 

 

頑張った分だけプラスになって返ってくるんです。

 

 

ぜひ、実践して内定を掴んでくださいね。

まとめ

今回のまとめです。

 

 

●未経験職種、業界の求人案件に応募する際は『①あなたの経験をリストアップ』『②企業が求めているものはなにか?』『③企業側の希望とあなたのリストアップした経験を擦り合わせてみる』この3つを特に集中して行う。

 

 

●企業側の求める人物像と自身の経歴にどうしても接点が見つからない場合は、それを補うための努力をする事。この努力は書類作成の際や面接の際に役に立つときがくる

 

 

今回は以上です。

 

 

ご覧頂き、ありがとうございました。

 

 

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