30代正社員転職は闇雲に応募するだけではいけない
転職エージェントみっちーです。
【30代で正社員になるのは難しい?】シリーズ
今回は<30代正社員転職は闇雲に応募するだけではいけない>という事について紹介します。
それでは早速いってみましょう。
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目次
1、闇雲に応募するだけでは決まらない
2、これまでの職歴を棚卸しする
3、まとめ
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闇雲に応募するだけでは決まらない
『30過ぎてますから、自分の立場を理解してるつもりです。ですから、選り好みせずに半年以上応募を続けています。もう150件以上応募してますね。でも、書類選考すら通らずにお手上げです。せめて、会ってから判断して貰いたいです』
(やや悲壮感は漂いますが)自身の置かれた状況を冷静に受け止めて、転職活動に邁進している方からの言葉です。
この方は確かに、転職サイト経由で経験職種から未経験職種まで、幅広く応募をされてました。
落ちる事を恐れて応募することにすら二の足を踏んでしまうよりは100万倍良いのですが、闇雲に応募するだけでは正社員の内定を貰う事は難しいです。
年代限定というでは無いのですが、30代以上になったらよりしっかりと準備した上で就職、転職活動に臨まなければ、正社員の内定を獲得することは厳しいといわざる負えません。
冒頭で紹介した方は、確かに選り好みせずに応募を続けていました。経験職種から、未経験者歓迎となっているものまで、本当に幅広く応募していました。
ですが、中には本当のど素人が手を出しても仕方が無い案件(エンジニア関係など)も多数含まれていました。
こういうものにも手を出しているようでは、『それは落ちますよ』となってしまいます。
選り好みせずに沢山の案件に応募することは、正社員の内定を獲得するうえで必要なことだと思いますが、多少は考えなければいけません。
こういう時、まずあなたがしなければいけない事がひとつあります。
これまでの職歴を棚卸しする
それは、
これまでのあなた自身の経歴の棚卸をする事です。この作業は丸一日、二日掛けてもいいくらいです。土日を潰すくらいの心構えで取り組んでください。
棚卸といってもそんなに難しく考えないでください。作業自体は単純です。
・経験してきた業界(取引先も含む)、職種の洗い出し
・具体的に取り組んできた業務の詳細
・これまでの失敗談と成功例(どうして失敗したか?何故成功したか?その原因も洗い出す)
・保持している資格、また現在取得しようと考えている資格の洗い出し
・PCスキル(例えばEXCELならどこら辺まで使用できるのか?など)
細かく挙げればきりがありませんが、まずは上記の項目について、何も考えずに淡々と事実のみを箇条書きすることです。
出来るだけ細かく書いてください。
なぜ細かく書くかというと、これから応募する時にその企業の『求める人物像』にあった項目をピックアップして、それを重点的に書きたいからです。
当たり前の話ですが、各企業には『求める人物像』というものがあります。応募してきたら片っ端から採用というわけにはいきません。
正社員として採用する以上、企業側もかなりの覚悟をもって採用します。
その企業の『求める人物像』に合致した人間が、基本的には採用に至るわけです。
しかしながら、あなた自身の強み(と思っているもの)と、企業側の求めるものが合致してるとは限りません。
あくまでも、あなたが企業側に合わせる必要があります。
『御社の求めている人物像はこれこれこういうものではありませんか?私にはこのような経験があります。ですから、私なら御社の発展のための力となれますよ』
ということをアピールする必要がるわけです。
企業によって『求める人物像』は違うわけですから、あなた自身も様々な企業に対して臨機応変にアピール出来るよう、しっかりと準備しておかなければいけないです。
ですから、そのためにあなた自身の経歴を細かく棚卸する必要があります。
これを怠ると、本当に書類で通らなくなります。
何故なら、どの企業に応募する際も、毎回同じ履歴書、職務経歴書を提出することになるからです。
企業よって求めているものが違うのに、毎回同じ履歴書、職務経歴書を提出していては通るわけがないのです。
履歴書、職務経歴書は毎回書き変えるものであると御理解ください。
あなた自身の経歴の棚卸は徹底的に行ってくださいね。
まとめ
今回のまとめです。
●正社員の内定を獲得するために、たくさん応募することは大切な要素である。ただし、なんの考えも無しに、闇雲に応募することは不採用通知を重ねるだけである
●最初に行う事は自分自身の経歴の詳細な棚卸。土日潰す覚悟で、徹底的に行う事。これは各企業が『求める人物像』に対して、臨機応変にアピールするために必要不可欠な作業である
今回は以上です。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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