30代正社員への転職5つのハードル【第4回】資格の壁

30代正社員への転職5つのハードル【第4回】資格の壁

30代から正社員を目指した時、大まかに5つのハードルがあります。

 

 

①年齢

 

 

②実務経験

 

 

③性別

 

 

④資格の有無⇒今回のテーマです

 

 

⑤雇用形態

 

 

これらを全5回に分けて紹介します。

 

 

第4回の今回は【④資格の有無の壁】に関して紹介します。

 

 

それでは早速いってみましょう。

 

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目次

 

1、資格はあくまでも目安の一つである

 

2、資格取得が自己満足にならないようにする

 

3、趣味の資格は意外と受けがいい

 

4、まとめ

 

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資格はあくまでも目安の一つである

『もう30歳なのでなんとか正社員に就きたいと思います。なにか取っておいた方が良い資格は有りますでしょうか?』

 

 

これもよく受ける質問です。

 

 

結論から言うと、

 

 

応募する仕事に関係の無い資格は何の役にも立たない】ということです。

 

 

また、これも重要なことなのですが、

 

 

転職においては資格よりも実務経験が重要視される】ということも知っておいてください。

資格取得が自己満足にならないようにする

それでも今後の転職を考えて、資格取得に励む方々が多くいます。

 

 

それはそれで悪い事では無いですが、【何故その資格を取得するのか?】ということの意味をしっかりと考えてから勉強をした方が良いです。

 

 

ここで、人気の資格について少しまとめようと思います。

●簿記

 

未経験から経理事務を目指す方が取得に励む資格です。最低でも日商簿記2級の資格は欲しいところです。取得するなら日商簿記1級を欲しいところですね。

 

ですが現状、資格無しの実務経験有りの方の方が、現場では評価されます。

 

 

●中小企業診断士

 

人気のある資格ですが、正直、転職市場で評価される事はほとんどありません

 

 

●社会保険労務士

 

人事・総務系の職種を目指す方は持っておいて損は有りません

 

 

●TOEIC

 

高ければ高い方が仕事の幅が広がります。履歴書に書けるのは600点以上。それ未満は書いても評価されることはありません。出来れば700点以上は欲しいところです

私なりに人気の資格について、現場感覚から率直な感想を書きました。

 

 

他にも、ここには書いていませんが普通自動車免許はあったほうが、職業選択の幅は広がります。特に営業職は会社によっては、自動車で周るケースも多いからです。

 

 

ですが、大事なことは【何故その資格を取得するのか?】という、目的意識をしっかりして取得することです。

趣味の資格は意外と受けがいい

あと、資格に関して意外な話を紹介したいと思います。

 

 

それは、

 

 

趣味の資格は意外と受けがいい

 

 

ということです。

 

 

そうすると、『応募する仕事に関係無い資格は役に立たないと言ったじゃないか?』

 

 

と反論を受けそうですが、あくまでも趣味やスポーツに関する資格・実績です。例えば、

 

・柔道◯段

 

・スキー◯段

 

・全国高校野球甲子園大会優勝

 

・将棋アマチュア◯段

といったものです。これは仕事に関係無くても、意外と評価されることがあります。

 

 

『努力出来る人』

 

 

『高いポテンシャルを秘めている。やれば出来る人』

 

 

といったように、好印象を持たれることが多いです。もちろん、なんの評価もされないこともありますが、これは書いて損は有りません。

 

 

逆に、応募した仕事に使わない仕事関係の資格ばかり書いていると、『この人は一体何をやりたいんだろう?』というように疑問を持たれるケースもあります。

 

 

こういったものに関してはあくまでも趣味ですから、このような疑問は持たれないわけです。

 

 

といったものです。

まとめ

今回のまとめです。

 

 

●転職において資格はあくまでも目安の一つである

 

 

●転職市場では【実務経験無しの有資格者】よりも、【実務経験有りの無資格者】のほうが評価される

 

 

●資格取得の勉強をするなら、しっかりと『なぜその資格を取得するのか?』という目的意識をもって取り組むこと

 

 

●趣味の資格に関しては、意外と評価をされる事があるので、履歴書の資格欄に書いてもよい

 

 

今回は以上です。

 

 

ご覧頂き、ありがとうございました。

 

 

次回の記事

 

30代正社員への転職5つのハードル【第5回】雇用形態の壁