役員面接まで進むのに、最後ギリギリで落とされる人
転職エージェントみっちーです。
【30の代正社員面接の不採用ついて】
今回は【役員面接まで進むのに、最後ギリギリで落とされる人】という事について紹介します。
それでは早速いってみましょう。
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目次
1、それまでの受け答えとずれが生じる
2、内定を確信した態度で、一転不採用に
3、まとめ
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それまでの受け答えとずれが生じる
1次面接、2次面接を突破し、いよいよ最終の役員面接へ。
それまで人事担当、現場担当の人間からは評価が高かったにもかかわらず、最終の役員面接で評価は一転して急降下し、不採用となる。
多くの場合に考えられる理由が、
【それまでの受け答えと内容にずれが生じている】
という事が挙げられます。
基本的に面接回数を重ねても、質問内容は大して変わらないケースが多いです。
1次面接から最終面接まで、ほとんど大筋は同じような内容の質問を投げかけられることが多いです。
まるっきり同じという場合もありますが、多くの場合は切り口を変えて同じ趣旨の質問を投げかけてきます。
特に、将来のビジョンを含めた志望動機の部分を、様々な角度から聞かれることが多くなるでしょう。
自分自身ではきちんと答えているつもりなのですが、切り口置変えられる事によって返答の仕方も微妙に変わってしまいます。すると、相手に与える印象がガラリと変わるケースが出てくるのです。
そうなってしまうと、
『なんとなくちがうなぁ』
という理由で不採用になるケースが出てくるのです。
正社員の求人案件の場合、多くは複数回面接になります。
気持ち的に余裕はないかもしれませんが、毎回面接が終わるたびに、
・どのような質問をされたか?
・どのような受け答えをしたか?
この2つをしっかりとメモに取って置き、次回以降の面接に備えるようにしましょう。
内定を確信した態度で、一転不採用に
もうひとつ、最終面接まで進んだのにそこで落とされるケースとしてよく見受けられるのが、
【内定を確信して強気な態度になる】
という時です。
よく、『最終面接は入社の意思確認であるケースが多い』という話があります。
それを知っていることから、『よし!もう大丈夫。内定は頂きだ!』と確信(というより思い込み)してしまい、それまで謙虚だった受け答えが、急に強気な印象を与える態度になり、一転して不採用へとまっしぐらとなるケースがあるようです。
中には、いきなり給与や待遇面での条件アップの話をする人もいるようです。これは高確率で不採用になります。
1次面接から最終面接までの中で大事なのは【変わらないこと】です。別の言い方をすると、【一貫している】ことです。
これは何も、話の内容だけでは無くて態度も含めたものです。
【主義・主張・態度】これらが、一貫して変わらない事が大事なのです。
なぜ、正社員採用の場合、複数回にわたって面接が行われるのでしょうか?
それは、
【応募者がどのような考えを持つ人間なのか?】
ということを推し測るためです。1回話をしただけで、それを見抜く事は困難です。だからこそ、複数回に渡って様々な立場の人間が、切り口を変えて色々な質問を投げかけてくるのです。
それにもかかわらず、態度や受け答えの内容が変わったらどうなるでしょうか?
『この人はよく分からない』となりませんか?すると、当然のことながら不採用になるわけです。
正社員ともなれば、これから長い期間に渡って一緒に働く仲間となります。それなのに、よく分からない人と一緒に働きたくないじゃないですか。
『30代にもなって自分自身の考えをしっかり持っていないのか』
役員クラスにはこのように見られますからね。
ですから、面接の場において【変わらないこと】というのは非常に大事なことなのです。
まとめ
今回のまとめです。
●最終面接まで行って不採用になる理由の多くは、【それまでの受け答えと内容にずれが生じている】ケースがほとんど。最終面接までに聞かれた内容と、それに対する答えをしっかりメモして残しておく事が大事
●面接において重要なことは、【一貫して主義・主張・態度が変わらないこと】である
今回は以上です。
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