転職エージェントを活用して自身の市場価値を知る
転職エージェントみっちーです。
【転職エージェントと上手に付き合う】シリーズ
今回は<転職エージェントを活用して自身の市場価値を知る>という事について紹介します。
それでは早速いってみましょう。
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目次
1、自己評価と市場評価は大抵の場合乖離がある
2、自信の市場価値を知った上で、転職とどのように向き合うか考える
3、まとめ
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自己評価と市場評価は大抵の場合乖離がある
『35歳業界経験もありますし、年収最低でも600万円は欲しいです』
転職相談に乗っていると、正直返答に詰まりそうになるシーンがあります。
きつい言い方をすると、自己評価が出来ているとはお世辞にも言えない人です。
ご自身では自身の経験を自負しているところがあり、周りも当然それ相応の評価をしている思っているんですね。
私の経験則で言わせて頂きますが、せいぜい自己評価の7掛けくらいが、周囲からの評価と思ったほうがいいです。冒頭の方でいえば、せいせい400万円くらいが市場価値という事です。
もちろん、中には本人が思っている以上の市場価値がある人もいますし、自己評価が市場価値と同等の場合もあります。
ですが、大抵の場合は自己評価と市場価値には乖離(かいり)があるものです。自己評価は少し希望的要素が入りやすい気がしています。
転職活動を行う際、自己評価を勘違いしていると、いくら応募しても書類に通らなかったり、内定までこぎつけても提示された給与が自身の思っていたよりもだいぶ低く戸惑う事があります。
ですから、自己評価というものは就職活動および転職活動において、過不足なく厳正に行わなければいけません。
余りにも実力とはかけ離れた案件に応募すれば、100件応募しても書類が1通も通りません。ですが、自己評価を勘違いしている人は、
『どうして自分が書類すら通らないんだ!?』
原因が分からず転職活動が泥沼化してしまいます。
自身の市場価値を知った上で、転職とどのように向き合うか考える
ですが、実際問題自己評価を下すという事は非常に難しいです。
自身の事ですから、客観的に見ることが困難だからです。
自己評価という表現をしていますが、いわゆる就職活動でいう所の『自己分析』というものです。
新卒の時に聞いたことある方が多いのではないでしょうか?
もし、ご自身でこれは難しいと思うのであれば、転職エージェントに依頼するのもありです。
登録面談に行って、自信の経歴をしっかりと話したうえで、
『遠慮せずにはっきりと言ってください。私の市場価値は年収にするとどれくらいですか?』
このように聞いてください。
この市場価値というのはあくまでも、固定されたものではなく世の中の情勢によって変動しますし、あなたがどの業界のどの仕事を選択するかによっても価値は変わります。
ですから、あなた自身が興味のある仕事について聞いてみると良いでしょう。
その上で、就職活動や転職活動をどのように進めていくのか?ということを決めてもいいかもしれません。
まとめ
今回のまとめです。
●大抵の場合、自己評価は少し高めになりがちである。誤った自己評価を下していると、何百件応募しても書類が1通も通らないことが起こるので注意すること
●自己評価(自己分析)に自信が無いという人は、転職エージェントに登録してざっくばらんに聞いてみるという選択肢もある
今回は以上です。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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