30代で正社員が決まらない【転職活動は仕事をしながら進める】
転職エージェントみっちーです。
【30代で正社員採用が決まらない】シリーズ
今回は【転職活動は仕事をしながら進める】という事について紹介します。
それでは早速いってみましょう。
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目次
1、現在就業中であれば、在籍したまま転職活動を行う
2、正社員の求人案件は選考に時間がかかる
3、まとめ
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現在就業中であれば、在籍したまま転職活動を行う
『転職活動は今の仕事を辞めてから行うのが良いでしょうか?』
『今の仕事を辞めて転職活動に専念したいと思うのですがいかがでしょう?』
このような相談を受ける時があります。これは考え方によるので、どちらが正解かというのは断定しかねるのですが、私のお勧めとしては
【現在就業中であれば、在籍したまま転職活動を行う】
ということです。
人によっては『会社を辞めて背水の陣で臨む』という決断をする人もいます。それがいけない事だとは言いませんが、やはりお勧めは出来ません。
正社員の求人案件は選考に時間がかかる
理由はやはり【正社員の求人案件は選考に時間がかかるから】
正社員の求人案件は選考終了までに1ヶ月~3ヵ月掛かるのが相場です。
仮に現在、月の生活費を20万円としてみてます。すると、3ヵ月で決まったとして、かつその後すぐに働く事が出来たと仮定しても60万円以上のお金が手元から消えることになります。
そしてこれは3ヵ月で決まった場合の話です。
今や30代上で正社員案件を探すと、内定を貰うまでに半年以上かかることが多いのが実態です。半年以上仕事が決まらないと、生活費を上記の基準で算段した場合、120万円以上が手元から消えることになります。
貯蓄に余裕があるという方は良いかもしれませんが、私の感覚からするとこれは大金です。
ですから、現在就業中なのであれば在籍したまま転職活動を行う事をお勧めする次第です。
就業していると転職活動できる時間に制約があるというデメリットがあります。
ですが、毎月ある程度決まった給与が振り込まれるという安心感は、何事にも代えがたいメリットといえるのではないでしょうか?
この毎月決まった給与が振り込まれるというメリットがあれば、ある程度どっしりと腰を据えて転職活動を行うことが出来ます。
もっとも、それでなかなか真剣にならずに結局転職すること自体を止めてしまったという方もちらほら見かけますが、それはそれでひとつの選択肢ですから、それについては私の方からいう事はありません。
私事になりますが、私自身も現在の仕事(転職エージェント)に就くまでに約4ヵ月ほどの時間がかかりましたから、通帳残高がどんどん減っていく恐怖感を身に染みて知っているつもりです。
特に私の場合は、学歴が高卒ですし何か特殊な資格を持っているわけでもありません。
『もうこのまま決まらないんじゃないか?』
毎晩、電気を消して床に就くとこのような不安に襲われたのを覚えています。
私の場合は体調を崩して離職したという事情があったので、働きながら転職活動することが難しい状況だったというのはあります。
もしあなたが現在就業中で、かつ転職を考えている場合は今の仕事を辞めずに転職活動することをお勧めします。
通帳残高が減っていくだけの中で転職活動を行うと、精神的にも余裕が無くなり、特に面接の場でやらかしてしまうことが多々あります。
また、転職活動できる時間に制約があるというデメリットについては、人材紹介会社(転職エージェント)を活用することをお勧めします。
面接の日程調整などは、人材紹介会社(転職エージェント)を通して行えば、代理で企業とのやり取りを行ってくれるからです。
積極的に活用するのが良いと思いますよ。
まとめ
今回のまとめです。
●転職を考えている人で、現在就業中であれば在籍したまま転職活動を行う
●30代上で正社員案件を探すと、内定を貰うまでに半年以上かかることが多いのが実態
●無職の状態で転職活動を行うと、通帳残高が一方的に減っていくだけという恐怖と戦わなければいけない。これは、転職活動において精神的にゆとりがなくなるため、面接などで悪影響が出ることがある
今回は以上です。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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