30代書類選考が通らない【希望年収を記載する際の注意点】

30代書類選考が通らない【希望年収を記載する際の注意点】

今回は【希望年収を記載する際の注意点】について紹介します。

 

 

履歴書に【本人希望記入欄】という項目があります。

 

 

本人希望記入欄なんだからと、ストレートに希望年収を書く方がいます。一見、正しいように思いますがこれは余りよくないです。というより、マイナスに働くケースが多いと思われます。

 

 

ズバリ金額を記入すると、企業側はその金額が絶対条件というように考えて、それによって不採用にする場合があります。その金額に届く条件を出せない場合、内定を出しても辞退されると考えるからです。

 

 

どうしても譲れないという事であれば書いていただいて構いませんが、マイナス評価に繋がる可能性がある事を覚悟の上で記入してください。

 

 

企業側にマイナス印象を与えない書き方は以下のような書き方です。

 

希望年収:御社の規定に準じます

 

現在の年収:350万円(*手取りでは無く、額面を記入してください)

この様に記入するのがベターです。規定に準ずると書きながらも、現在の年収を記載することで『これくらいは頂きたいです』というアピールをしています。

 

 

現在の年収を記載することは、一般的ではありませんが多くの企業で歓迎される傾向があります。給与の目安になるからです。

 

 

当たり前の話ですが、ここで多めの金額にしてはいけません。というのは、のちに最新の源泉徴収標の提示を求められる事があるからです。そうなれば、うそを書いても一発でバレますから。

 

 

うそは決してプラスには働きません。

 

 

意外と20代の人間よりも、30代以上の人間の方が少し多めの金額を書くケースが多いように感じます。その理由は簡単にいうと見栄ですね。

 

 

最後に、これは別の機会に詳しく紹介しようと思うのですが、面接の時に給与についてこちらから質問するのは止めましょう。ということだけ忠告させて頂きます。

 

 

恐らくかなり気になる部分だと思いますが、面接担当から聞かれでもしない限り『給与はいくら位頂けるのでしょうか?』というような質問はしないでください。

 

 

面接の場でそれを質問するのはマイナスに働く可能性の方が高いからです。内定を貰った場合、そのあと雇用契約を結ぶときに色々と話をする機会が出てきますから、その時になって初めて交渉を開始するのがベターです。

 

 

今回は以上です。

 

 

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