30代書類選考が通らない【履歴書に書く免許と資格】
今回は【履歴書に書く免許と資格】について紹介します。
履歴書には免許・資格を記入する欄があると思います。この免許・資格欄にはどのようなものを書けば良いのでしょうか?
結論から書くと、応募する業界や仕事に関連すると思われる資格、もしくは汎用性の高い資格(普通自動車免許など)であれば書いてください。
仕事と関係無いと思われる資格ばかり書くのは、単なる資格マニアと思われるだけなので、メリットは無いと思ってください。
そのような趣味の範疇を超えないような資格については、趣味の欄に書くと良いでしょう。
また、記入するかしないかを迷うような資格が有るのも事実です。例えば以下のようなものです。
◯英検
英検準2級以上でないなら書かない方が良いです。
◯TOEIC
600点以下なら書かない方が良いです。ちなみに、英語を扱うような仕事であれば、800点以上は欲しいところですね。
◯簿記
日商簿記3級以上が最低ラインです。それでなければ書かない方が良いでしょう。ですが、実際、評価されるのは2級以上の場合が多いので、3級くらいでは書いても気休め程度というのが実態です。
◯原動付自転車免許
スクーターの免許ですね。仕事に関係あるならば書けばいいと思いますが、そうでなければ書かなくていいです。
免許・資格欄が寂しいからといってレベルの低い資格や免許を何でもかんでも書くのは、『向上心をもって努力をしなかった人』というように、逆に悪い印象を抱かれる可能性があるので、無理に書こうとしないでください。
20代の人間はポテンシャル採用がありますが、30代を超えてくると即戦力を求められるケースが圧倒的に多くなります。
これから何か資格取得を考えているという方は、趣味で取得するのであれば何も言いません。
ですが、転職活動の役に立てたいと考えているなら、これから取得しようとしてる資格が、転職市場で『本当に役に立つのか?求められているのか?』ということを、一度冷静に見つめ直してみる事をお勧めします。
今回は以上です。
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