職務経歴書でアピールするべきでは無いこととは?

職務経歴書でアピールするべきでは無いこととは?

転職エージェントみっちーです。

 

 

30代の正社員転職【面接に進むための職務経歴書】シリーズ

 

 

今回は<職務経歴書でアピールするべきでは無いこととは?>という事について紹介します。

 

それでは早速いってみましょう。

 

 

 

 

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目次

 

1、職務経歴書に書くと失敗するアピールとは?

 

2、アピールポイントは『企業側が何を求めているか?』による

 

3、まとめ

 

 

 

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職務経歴書に書くと失敗するアピールとは?

職務経歴書に記載する自己PRには、本当に多くの方が苦労します。

 

 

自己PRは企業へのアピールポイントですから、神経を使う箇所ですよね。

 

 

何を書けばいいのか分からなくなって、

 

 

『負けず嫌いです』『粘り強い性格です』というような学生が書きそうな文言を並べる方もよくいます。

 

 

特に日本人は自分自身を高く見せる事を恥ずかしいと思う、謙虚を美徳とする民族ですから、余計にそうなるのではないかと思います。

 

 

とはいえ、30代正社員の転職活動でそのようなことは言ってられません。恥ずかしくてもなんでもあなた自身のアピールポイントをひねり出さなくてはいけません。

 

 

まず、やってはいけない自己PR(アピール)を紹介します。

『私は昔から負けず嫌いで、最期まで何があってもやり通してきました』

 

 

『どんな困難にも粘り強く取り組む性格です』

こんなこと書いたら1発ではねられる可能性が高いですね。

 

 

どちらも自己PR(アピール)なんですよ?ですが、これではだめです。

 

 

何をアピールするにしても、具体的なエピソードを交えて書かなければいけません。

①シチュエーション(どのような困難に直面したか?)

 

②アクション(その時あなたは何を考え、どのような行動をとったか?)

 

③リザルト(結果としてどうなったか?また、その結果を受けて何を感じたのか?)

この3つを意識してアピールポイントを組み立ててみてください。

アピールポイントは『企業側が何を求めているか?』による

そしてもう一つポイントがあります。それは、

 

 

【企業側が何を求めているのか?】

 

 

ということを意識して自己PR(アピール)を組み立てる事です。

 

 

例えば、事務職の案件に応募したのに、

 

 

『私は営業成績で年間MVPを獲得しました!』

 

 

ということを書いても

 

 

『じゃあ、なんで営業辞めるんですか?転職理由は何?それもどうして事務職になりたいんですか?』

 

 

このような疑問を持たれてしまいます。はっきり言ってマイナスに働くことはあっても、プラスに働くことはほぼ無いといっていいでしょう。

 

 

理由は単純で、企業側が求めていることでは無いからです。

 

 

上記のようなことを書いていけないという事ではありませんが、それを企業側が求めているものに関連付ける書き方をするべきなのです。上記の場合で言えば、例えばPCスキルが得意な人なら『部署全体の営業活動を円滑に進めるために、汎用の企画書を作成していた』というようなことを書いても良いでしょう。

 

 

念のために言っておきますが、これをそのまま書くような事をしないでくださいね?結構そういう方がいるので(笑)あくまでもあなたの経歴に合わせて書かなければ意味がありませんから。

 

 

仮にそれで面接に進んだとしても、色々根掘り葉掘り聞かれてボロが出ますから。やはりあなた自身の感情がこもっていない文章は、薄っぺらで企業の採用担当者には簡単に見透かされますよ。

 

 

ちなみに、これに付随することですが、市販の転職ガイドなどに書かれている『志望動機』『自己PR』などを丸パクリすることは絶対にしないでください。採用担当者は結構読んで知ってますから(笑)

 

 

繰り返しになりますが、

①シチュエーション(どのような困難に直面したか?)

 

②アクション(その時あなたは何を考え、どのような行動をとったか?)

 

③リザルト(結果としてどうなったか?また、その結果を受けて何を感じたのか?)

この3つのポイントを意識して自己PR(アピール)を組み立ててください。

 

 

そして、企業側が何を求めているのか?それは企業研究を行って読み解くことです。

 

・求人票

 

・企業のホームページ、パンフレット

 

・転職エージェント

 

 

これらのものをフル活用して調べて見てください。

 

 

企業側がどのような人材を求めているのか?ヒントは見つかりますから。

 

 

多くの人はこれをしっかりやらずに職務経歴書を書きますから、あまり熱意が伝わらずに書類で落とされてしまいます。

 

 

ですから、あなたはしっかりと企業研究をおこない、今回紹介した形で自己PR(アピール)を組み立ててくださいね。

 

 

あと、30代以上の方に多く見られる傾向として『私はこんなにできるんだ!』ということを前のめりで書く方がいます。

 

 

ですが、今回紹介したように『企業側が何を求めているのか?』ということを理解しないまま書くと、ただの自慢話に思えてしまいます。『嫌な奴』と思われるという事ですね。

 

 

気を付けてください。

まとめ

今回のまとめです。

 

 

●自己PR(アピール)はあくまでも企業側が求めている事は何か?という事を念頭に組み立てなければ意味が無い

 

 

●自己PR(アピール)を記載するポイントは3つ。

 

 

①シチュエーション(どのような困難に直面したか?)

 

②アクション(その時あなたは何を考え、どのような行動をとったか?)

 

③リザルト(結果としてどうなったか?また、その結果を受けて何を感じたのか?)

 

 

どう書いていいか分からない人は、この3つを意識して構成を考えてみる

 

今回は以上です。

 

 

ご覧頂き、ありがとうございました。

 

 

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