職務経歴書のフォーマットは編年体で書くのが基本

職務経歴書のフォーマットは編年体で書くのが基本

転職エージェントみっちーです。

 

 

30代の正社員転職【面接に進むための職務経歴書】シリーズ

 

 

今回は<職務経歴書のフォーマットは編年体で書くのが基本>という事について紹介します。

 

それでは早速いってみましょう。

 

 

 

 

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目次

 

1、職務経歴書は編年体式で書くのが一般的

 

2、40代以上、もしくは職歴の多い人は逆年代順で書くと分かり易い

 

3、まとめ

 

 

 

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職務経歴書は編年体式で書くのが一般的

『職務経歴欄はどのような順番で書くのが良いんですか?』

 

 

職務経歴書についてフォーマットで悩む方が意外と多くいます。

 

 

転職活動する時以外に、職務経歴書に触れることなどないでしょうから致し方ありませんけどね。

 

 

結論から申し上げると、

 

 

職務経歴書の職歴欄は編年体式で記載する

 

 

というのが一般的です。編年体式とは、時代順に書いていくという事です。

 

 

他にも【キャリア式】とお呼ばれる方式で書く場合もあります。

 

 

これは例えば、『事務職なら事務職』『営業職なら営業職』といったように職種ごとにまとめて記載する方式です。

 

 

エンジニアのように多様な領域に分かれている場合や、職歴が沢山あって編年体式で書いた時に『転職回数が多い人だなぁ』と思われそうな場合などに使われる事があります。

 

 

キャリア式のメリットとしては、

・編年体式のように時系列で書くものでは無いため、転職回数の多い人はそれが目立ちにくい

 

・経験職種ごと、業界ごとに書くことが出来る為、職種、業界ごとの経験値がわかりやすい

というようなことが上げられます。

 

 

ですが、転職エージェントとして言わせて頂くと、基本的にキャリア式はあまりお勧めはしません。

 

 

というのは、職務経歴書というのは一般的に編年体式で書く人が多いからです。

 

 

こちらの記事で(職務経歴書は1~2分しか読まれない事を意識して書く)紹介しましたが、職務経歴書というのは熟読して貰えることはほとんどありません。

 

 

少なくとも、書類選考の段階で隅から隅までじっくりと読んで貰えることはほとんど期待できないという事です。

 

 

書類選考する人間は、瞬時に必要と思われる箇所に目を送って拾い読みします。

 

 

そんな時にほとんどの応募者が編年体式で書いてあるのに、1人だけキャリア式で書いていると『読みにくい』と感じて、最悪の場合読むことを放棄されてしまう恐れがあります。選考を通らない職務経歴書になる可能性が高くなります。

 

 

従って、職務経歴書は基本的には編年体式で書くことを念頭においてください。

40代以上、もしくは職歴の多い人は逆年代順で書くと分かり易い

職務経歴書は編年体式で書くのが基本ということは御理解頂けたかと思います。

 

 

もうひとつポイントがあります。

 

 

編年体式には

・年代順式

 

・逆年代順式

と呼ばれる二つの方式があります。

 

 

年代順式は『古い年代順に上から下へ職歴を記載する方式』、逆年代順式は『新しい年代順に上から下へ職歴を記載する方式』です。

 

 

年代順式は例えば『2010年、2012年、2015年』というように書いていくパターンですね。逆年代順式は『2015年、2012年、2010年』というように記載することです。

 

 

これについては年代順式で書くのが一般的です。

 

 

ですが30代、40代以上で職歴が多い方などは、逆年代順式での記載をお勧めすることがあります。

 

 

職歴が多いと、どうしても読みにくくなってしまうからです。

 

 

企業側が気にするのは特に直近の職務経歴である事が多いので、そう言う意味で5~6社位の職歴であれば年代順式で良いと思いますが、それよりも多くなる場合は逆年代順式での起債を検討した方が良いかもしれませんね。

 

 

ただ、できるだけ年代順式で記載することを基本線としてください。

 

 

理由は、キャリア式をお勧めしない理由と同じで、年代順式で記載する人が多いからです。採用担当者に『読みにくい』という印象を与えないことが大事です。

まとめ

今回のまとめです。

 

 

●職務経歴書の職歴欄は編年体式で記載するのを基本とすること。キャリア式は『読みにくい』という理由で、最悪の場合読んで貰えないこともある

 

 

●編年体式には『年代順式』『逆年代順式』があるが、基本的には『年代順式』で書くことを意識すること

 

 

今回は以上です。

 

 

ご覧頂き、ありがとうございました。

 

 

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