職務経歴書は1~2分しか読まれない事を意識して書く
転職エージェントみっちーです。
30代の正社員転職【面接に進むための職務経歴書】シリーズ
今回は<職務経歴書は1~2分しか読まれない事を意識して書く>という事について紹介します。
それでは早速いってみましょう。
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目次
1、職務経歴書は読まれない?
2、しっかりと読んで貰えない事を前提に職務経歴書を書く
3、転職エージェントに提出する書類はびっしり書くこと
4、まとめ
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職務経歴書は読まれない?
『こんなにしっかりと職務経歴書を書いているのに、どうして面接にも呼んで貰えないんだ!?』
自身の経験してきた業務をアピールしようとするあまり、とにかく事細かくびっしりと職務経歴書を埋める方がいます。
特に30代以上のかたに多い傾向ですね。
少しでも多く自身の情報を知らせる事で、なんとか面接までいきたいという想いからそのようになるのでしょうが逆効果です。
その事が書類で通らない原因の一つであることを知っておく必要があるでしょう。
もちろん、スカスカよりもびっしりの方が良いのですが、職務経歴書について大きな勘違いをしている方々が大勢います。それは、
【職務経歴書は1~2分位しか読まれない】
という事です。
表現は悪いですが流し読みをすることが多いです。もちろん、応募数にもよりますよ。企業によってはほとんど応募そのものが無いというケースがありますから、その場合は熟読するケースもあります。
ですが、そのようなケースでもまともに読まれない事が多々あるのも事実です。
多くの企業では専任で採用担当をしている人はほぼいません。何かしら他の業務と兼務している場合が多いです。
実情として、片手間で採用活動を行っているという表現が的を射ていると思われます。
つまり、忙しいのです。『上に言われたから採用業務もやっている』というケースが本当に多いです。
そうなると、必然的に書類関係を熟読することはほぼ無くなります。決していい加減に対応しているつもりはないのですが、どうしてもスピーディーにこなそうとするあまり、流し読みや飛ばし読み(必要と思われる箇所のみピンポイントで読むという意味)することが多くなるのです。
また、逆に人気企業の場合はそもそも応募数が多すぎて物理的に読めないというケースがあります。
そのような人気企業の場合、外部に委託して1次の書類審査を行って貰うケースがあるくらいですから。そこでふるいを掛けて、残ったものを自分たちで読むというスタイルですね。
つまり、職務経歴書をまともに読んで貰えることはほとんどないという事です。
しっかりと読んで貰えない事を前提に職務経歴書を書く
『それじゃあ、意味ないじゃないか!』
そのような怒りの声が聞こえてきそうですが、そんな事はありません。当サイトで一貫して主張していますが、職務経歴書を使いまわすなど、いい加減な作成をした場合、書類審査で落とされて面接に進める事はほぼありません。
大事なのは、応募する側が企業側のそのような実態を理解した上で、職務経歴書を作成することなのです。
【企業側が一体何を求めているのか?】
ということを企業研究や業界研究をしっかり行ったり、転職エージェントに相談してみたりするなど、ありとあらゆる方法を駆使してその1点を調べ上げます。
そして、
『私のこの部分の経験が、御社の求めている希望と合致しますよ!』
ということを書いてあげればいいわけです。そこに合致しないと思われる箇所は、軽く触れる程度で、必要な部分だけきっちりと書く事がポイントです。
転職エージェントに提出する書類はびっしり書くこと
あと、これは余談ですが、人材紹介会社(転職エージェント)に依頼する場合は、びっしりと書いてください。
転職エージェントにはあなたという人間がどのような職務経験があるのか?ということを知って貰わなければいけないからです。
それによって職業紹介をするわけですから、そこはしっかりと伝えなければいけません。
どのみち、転職エージェントを介して応募する場合、書類関係は企業に提出する前に添削が入ります。ですから、気にせずびっしりと書いてくださいね。
まとめ
今回のまとめです。
●職務経歴書は1~2分位しか読まれないことを前提に作成すること。ポイントをしっかりと絞って書く事が重要
●転職エージェントに提出する書類は、細かくびっしりと記入することが重要
今回は以上です。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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