30代の正社員転職が難しい理由と解決案
転職エージェントみっちーです。
【30代で正社員になるのは難しい？】シリーズ
今回は＜30代の正社員転職が難しい理由と解決案＞という事について紹介します。
それでは早速いってみましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
目次
１、年代によって求められるものが変わる
２、経歴、年齢関係無しに求められる資質
３、まとめ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
年代によって求められるものが変わる
『30代に入ると書類選考すら通らなくなりました。30過ぎたからってだけで落とされるのは納得がいきません。20代の若い人達と仕事をしても、負けない自信があります』
こういった相談をよく受けます。
確かに受ける側からすれば、年齢だけではねられるのは納得がいかないでしょう。
年齢で不採用になる理由は大きく分けて3つあります。
①従業員構成のピラミッドバランスを保つため
企業は生き物です。これから先の事を考えた時に、経験のあるベテランばかりを採用していたら、常に即戦力になる人材を投入し続けなければいけなくなります。
プロ野球でいうところの、FA選手ばかりかき集めてチームを作るような感覚でしょうか？これではチーム（会社）は成り立ちません。育成と補強両輪がバランスよく回ると、企業が上手くいく傾向があります。
②内定したら仕えることになる上司、または同僚たちの年齢が低い
どうしても人が絡む話になるので、『年齢が高い部下を持つと扱いにくい』『年齢が高いと他のメンバーが気を遣ってしまいそう』ということを懸念して、見送りになります。
③年齢によって求められるスキル、経験が異なるから
恐らく1番多いの理由はこれだと思います。
20代には20代の、30代には30代といったように、各年代によって求められるスキル、経験が異なります。
当然の事ながら、年代が高くなればなるほど求められるもののハードルは高くなります。特に30代以上になると、なにかしらのマネジメント経験は求められる傾向が強いです。
同じようなスキル、経験の人間が二人いた場合、基本的には若い方を採用します。若い方が人件費が抑えられる傾向が強いですし、扱いやすいといった理由が上げられます。
ということです。
①や②が不採用の理由になった場合は、正直、仕方ないです。能力関係無いですからね。
ですが、私が転職エージェントとして働いている中で感じるのは『③年齢によって求められるスキル、経験が異なるから』によって、不採用になるケースの方が多いという事です。
やはり、企業側も高いお金を出して採用するわけですから、より優秀な人材を採用したいと考えるのは、自然の流れでは無いでしょうか？
そのような中で、あなたは内定を取得しなければいけません。
しっかりと、
・経験の棚卸
・企業研究（企業が何を求めているのかを理解する）
この2つを徹底して転職活動することが重要です。
この2つをしっかり行っただけで、『何故不採用になったのか？』『どうしてこれまで不採用が続いているのか？』自身でもみえてくるようになると思いますよ。
経歴、年齢関係無しに求められる資質
もう一つ、これは年齢や経験関係無しに求められる資質があります。
【成長意欲】
です。何事も前向きに取り組む姿勢、意気込みは年代関係無く好印象を持たれる事が多いです。
書類を作成する際や、面接の際にはこの姿勢が伝わるに考えて考動しましょう。
まとめ
今回のまとめです。
●年齢が絡んで不採用になる理由は、大きく分けて3つある。
①従業員構成のピラミッドバランスを保つため
②内定したら仕えることになる上司、または同僚たちの年齢が低い
③年齢によって求められるスキル、経験が異なるから
●年代関係無く【成長意欲】は好印象を持たれやすい。書類作成や、面接ではこれを意識すること
今回は以上です。
リクルートエージェント：総合人材サービス領域の巨人・リクルートグループの転職エージェント（人材紹介）サービス
ご覧頂き、ありがとうございました。
