人材紹介会社に登録したが仕事を紹介して貰えない
転職エージェントみっちーです。
【30代からの正社員転職に必要な心構え】
今回は【人材紹介会社に登録したが仕事を紹介して貰えない】という事について紹介します。
それでは早速いってみましょう。
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目次
1、人材紹介会社が紹介するのは、受かりそうな案件である
2、人材紹介会社にとっては企業が優先
3、人材紹介会社を活用するコツ
4、まとめ
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人材紹介会社が紹介するのは、受かりそうな案件である
『スカウトメール貰ったから登録に行ったのに、登録してから人材紹介会社に案件紹介をして貰えてない』
人材紹介会社(転職エージェント)に限らず、派遣会社でもよくある話です。
これに対する転職エージェントとしての私の答えは1つです。
【人材紹介会社が転職希望者に紹介するのは、受かりそうな案件である】
という事です。
『そんな?転職希望者が希望する求人案件を紹介するのが、人材紹介会社(転職エージェント)の仕事じゃないのか!?』
このように感じるのではないでしょうか?
結果としてそのような形になる事もありますが、そうはならないケースが多々あるのも事実です。
人材紹介会社にとっては企業が優先
それでは、なぜ人材紹介会社は転職希望者が受かりそうな案件を紹介するのでしょうか?
理由は驚くほど単純です。
【人材紹介会社にとって企業がお客様だから】
これに尽きます。
人材紹介会社は企業に人材を紹介して、就業が決まればその後に紹介手数料として、料金を支払って貰う仕組みです。
『この様な人材を紹介して頂けないでしょうか?』
という企業の依頼に対して、それに見合う転職希望者を探し企業に紹介します。それなのに、
『業界未経験です。実務経験もありません。やる気だけはある人なのですが、何とか会って頂けないでしょうか?』
人材紹介会社が企業に対してこのようにいう事は、ほぼ考えられません。
もちろん、転職希望者の希望と企業側の希望がマッチするのが理想ですが、必ずしもそうはならないことが多いのも事実です。
よって、依頼を受けている企業の求める人物像にマッチする転職希望者に(ダメもとで)求人案件を紹介するケースも多々あります。
人材紹介会社を活用するコツ
非常に前置きが長くなってしまいました。
『スカウトメール貰ったから登録に行ったのに、登録してから人材紹介会社に案件紹介をして貰えてない』
というのは、単純に【紹介できる(内定を勝ち取れそうな)案件が無い】ということです。
非常にきつい言い方になってしまいますが、実態としてはこのように考えるのが自然です。
ですが、そうではないケースもあります。
人材紹介会社は日々、新しい転職希望者を面談しています。すると、どうしても新しく会員登録した人に対してサポートする比重が高くなるのです。
例えば、あなたが登録したタイミングでは紹介して貰える求人が無かったが、後日、紹介可能な案件が出てきた。だが、その案件は新しく登録会に参加した人間にその日に紹介してしまった。
というケースです。実はこれ頻繁にあります。
人材業界というのは、慢性的な人手不足に陥っています。残念ながら、目の前にある新規会員のサポートが中心になってしまうのです。
ですから、人材紹介会社を活用する転職希望者は、このような実情を知った上で活用するのが効果的です。
それではどのようにすればいいのか?ポイントは2つあります。
①複数の人材紹介会社を活用する
・残念ながら、相性の合わない人材紹介会社もあります。そのような場合、活用し続けても上手くいきませんから複数に登録しておくのがいいです。
②担当のキャリアアドバイザーに毎日電話、メールで連絡をする
・日々入ってくる紹介可能な新規案件を紹介して貰えるようにするため。会員はあなただけでは無く大勢います。その中に埋もれないようにするために、毎日連絡してあなたという存在をアピールするのです
以上です。
まとめ
今回のまとめです。
●会員登録したのに仕事そのものを紹介して貰えない理由は2つ。【紹介できる(内定を勝ち取れそうな)案件が無い】【新規会員登録者へのサポートがメインになるので、置き去りにされてしまう】この2つである
●人材紹介会社を上手に活用するコツは【複数の人材紹介会社を活用する】【担当のキャリアアドバイザーに毎日電話、メールで連絡をする】ことである
今回は以上です。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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