30代で正社員が決まらない【契約社員から正社員になれるか？】

転職エージェントみっちーです。

【30代で正社員採用が決まらない】シリーズ

今回は【契約社員から正社員になれるか？】という事について紹介します。

それでは早速いってみましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

目次

１、契約社員は派遣社員と大差ない

２、契約社員から正社員にれるかどうか？しっかり確認する

３、まとめ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【試用期間】という言葉があります。正式採用するにあたって、まずは様子見の期間という事ですね。

派遣社員でも直接雇用でもどちらもあります。最近はよくありますね。

派遣社員の場合は、長期契約（一般的に3ヵ月以上のものを指します）の場合、最初の契約は1ヶ月の試用期間、それから3ヵ月毎の契約を結ぶというパターンが多いです。

直接雇用の場合は、3ヵ月～1年間の試用期間が設けられるケースが多いです。この場合、試用期間中の雇用形態は契約社員として扱われるケースが多いです。

リクナビNEXTなどの転職サイトでも、雇用形態が契約社員というのはよくみる話ですし、紹介予定派遣の案件でも直接雇用後の雇用契約は契約社員というのもよく見かけます。

これは転職エージェントの間でも見解が分かれるところですが、私個人の考えを言わせて頂くと、

【派遣社員と契約社員は雇用主が違うだけで大差無い】

ということです。どちらも契約期間を設けている『有期雇用契約』です。

契約社員の方が雇用条件が良い場合が多いです。例えば賞与が支給されたり、交通費が支給されるなどのケースです。

派遣社員は多くの場合これらがありませんから、その部分だけでも同じ有期効用契約でも良いかもしれません。

とはいえ、どちらも不安定な雇用であることに違いは無いです。こういう事を言うと、

『今は正社員だっていつクビを切られるか分からない時代だよ』

という方がいますが、派遣社員や契約社員と比較すれば雇用が安定しているのは事実です。

というわけで、私個人としては派遣社員と契約社員は雇用主が異なるだけで、その位置づけは大して変わらないと考えます。

特に、正社員(正規雇用)を希望する人は、その安定性を求めている場合が多いと思います。その安定性に欠ける以上、派遣社員も契約社員も大して違いは無いと考える次第です。

前述のとおり、最近は直接雇用の場合、3ヵ月～1年間の試用期間を経た後に、正社員へと変更するというケースが多く見受けられます。

この試用期間というのは企業にとってまちまちなので、ここの案件を確認してみてください。ちなみに、その間の待遇は正社員と変わらないケースが多いです。たまに期間中の給与が低い場合はありますけど。

この最初は契約社員で、その後正社員というパターンなのですが本当に正社員になれるのでしょうか？

もちろん、正社員になれるパターンもあるでしょうし、なれないパターンもあるでしょう。あくまでも試用期間であるからそれは致し方ありません。

ここで問題にしているのは、本当に正社員になれる道があるのかどうか？という事です。

注意しなければいけない事があります。それは、絶対に焦ってはいけないということです。

特に30代ともなると、『早く仕事を決めなくては』という意識が強く働くようになり、しっかりと確認しなければいけない事を見落としてしまって、後で泣きを見るケースがよくあります。

世の中には悪い企業があるもので、一応、正社員への切り替えを謳っているものの、実際はそれを行うつもりはない企業があるのも事実なのです。正社員への道を餌にして、人を募集してなんだかんだ言って正社員にはせずに契約社員のままで雇用を続けようとする企業です。

これを見抜くのは容易ではありません。

もし、人材紹介会社(転職エージェント)経由で紹介された案件であれば、キャリアアドバイザーに

この2点を確認してみてください。

直接応募した場合は、面接の際にこの2つを確認するのが良いでしょう。

ここではぐらかすような返答をしてきた場合、怪しいと思ってください。

逆にはっきりと数字で具体的に返答してくる場合は、正社員への切り替えが行われている実態があると考えて良いでしょう。

30代での正社員転職は、もしかしたら次の就業先が最後の職場になる可能性もありますから、しっかりと見極めるようにしましょう。

今回のまとめです。

今回は以上です。

ご覧頂き、ありがとうございました。

リクルートエージェント：総合人材サービス領域の巨人・リクルートグループの転職エージェント（人材紹介）サービス